虫歯の進行についてⅡ
虫歯ということは誰でも知っていると思います。小さい時から、よく母に「ちゃんと歯磨きしなさい、そうしないと虫歯に名なるんですよう」と言われましたが、小さい時からずっと歯磨きの習慣をちゃんと守って生きていきました。でも、そうといっても、また虫歯にかかるなんてなぜでしょうか。虫歯ということは、どうして生じたのでしょうか。今日は虫歯について少し検討していきましょう。
虫歯の原因はさまざまで、人それぞれの生活習慣や環境などが複雑に絡み合って発症する病気なのです。主に細菌、砂糖、歯質は要因です。口腔内には多くの細菌が存在します。中には多くの原因は虫歯菌としてのミュータンス菌です。人の口腔内にも存在し、虫歯の原因菌の一つで、歯垢をつくり、歯を溶かす酸をつくります。歯垢を形成した後、臼歯の咬合面の溝に付着しています。
虫歯の進行については、大体以下の五つの進みで進行していきます。
* C0:歯の表面の脱灰(再石灰化が期待できます)
ほとんど問題なく、正しい歯ブラシと定期検査で進行を止める事が可能です。
* C1:エナメル質内の虫歯
* C2:象牙質内の虫歯
C1、C2は削る必要が出てくる虫歯です。虫歯の大きさや部位によっても変わりますが、保険では基本的に銀歯のつめ物になる事が多いです。小さいものや力のかからない部位なら白い樹脂で埋める事も可能です。
* C3:神経まで達する虫歯
かなり大きい虫歯です。患者様自身もはっきり分ると思います。
* C4:根だけになってしまった虫歯
歯がほとんど欠けてしまい、根だけになった場合が多いです。たいていは抜歯になりますが、根の状態が良ければ差し歯にする事も出来る可能性があります。
虫歯の治療については、現在上達の歯科機器などがいっぱいそろっていますので、なんのご心配もいりません。虫歯にかかると、そのまま放置することをやめて、早めに治療をしてもらいましょう。